convict conditioning
トレーニングを紹介するブログなのにトレーニング記事がないのは致命的。
意外に読みに来てくれた人がいたので、順番はともかく為になる記事を。
今までにやってきたトレーニングプログラムについては別の記事に記載するとして、僕自身が一番良かったと思っているトレーニングは「Convivt Conditioning」だ。
Convict Conditioningは日本人に向いたトレーニング
「Convict Conditioning」や「囚人トレーニング」でググってもらえればトレーニングの写真等はすぐに見つかると思うので、ここでは簡単な紹介をしたいと思う。
「Convict Conditioning(以下CC)」は自分の体重のみを使う「自重トレ」だ。僕はこのトレーニングは非常に日本人に向いていると思っている。
その理由としては、
①場所をとらない
②時間があまりかからない
③フレキシブルにプログラムを組め、出張中でもできる。
④クリアするゴールが多いので、コツコツ達成感を味わえる。
からだ。
CCの基本的な内容
CCは基本的に「push up(腕立て)」「leg raise(腹筋)」「Pull-up(懸垂)」「squat(スクワット)」「Hand stand(逆立ち)」「Bridge(ブリッジ)」のBig6と言われるトレーニングを行う。
トレーニングメニューはこれらをレベルに応じて組み合わせる。
初心者やケガをしていた人は、月:「push up」、火「leg raise」…土「Bridge」、日「休憩」としても良い。
中級者は月:「PushUP」+「leg raise」
火:休憩
水:「pull Up」+「squat」
木:休憩
金:「Hand stand」+「Bridge」
土・日:休憩
として良い。ちなみに僕はこの組み合わせで実施していて、普段の予定に合わせて火曜始まりにしたり調節している。
それぞれのトレーニングは10段階の「step」に分かれており、それぞれのstepには3段階のクリアすべき目標回数(Beginner、intermidiate、progression)が設定されている。
例として、PushUpのSTEP1は「wall push-ups」で、beginnerは10回を1セット。beginnerをクリアしたら、次のPushupの時にIntermidiateの25回を2セット、クリアしたらprogressionの50回を3セット、というように回数を増やす。progressionをクリアしたら、STEP2に進む…という仕組みだ。
「CC」は「Convict」「囚人」という名前が付くように、アメリカの刑務所で実施されているトレーニングだ。考案者自身も元囚人であり、なぜこのトレーニングを考案して実施することになったのかは非常に面白いので機会があったら読んでみてほしい。
CCにおいて重要なこと
CCで重要なことは、どんなに自信があったとしても、必ずSTEP1から始めること。
人間は筋肉だけでできているのではなく、腱や骨、関節との複合体なのだから、筋肉に負荷をかける以上、これらも同時に鍛えていかなければならない。
急激な負荷は筋肉の他にも腱や骨にもかかるため、これらを徐々に鍛えていく必要がある。トレーニングをする目的は、肉体を最大限に使用できるようにすることであって、体を壊すことではないのだ。
「CC」のこの考え方は非常に理に適っていると思う。